寒い冬の夜に限らず「鍋料理」はいろんな意味で超経済的な健康食です。そのシーズンの安い魚や野菜を無造作に購入して、調理方法や味付けを深く考えずに、しかも栄養をバランスよく摂取できる料理です。相撲部屋のちゃんこ鍋はその点ではお手本かも知れません。
最近の若い人は家庭で魚を食べないといいます。その理由は骨があるや包丁を使うからという人もいるそうです。理由はともあれ、子供や高齢者にとって魚は多くの栄養素を供給してくれる食材です。このところ消費者の魚嫌いを先回りして、鍋に入れるだけで食べられるように調理済みで販売もしています。
イワシやサバなど背の青い魚は、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)といった成分が多く含まれています。この成分は、老化防止には必須の成分です。時にはつみれにして入れても美味しくいただけます。サバにはイノシン酸、クレアチンなどの旨味成分が豊富で、血合い肉(赤身部分)には鉄分やビタミンB群がしっかり含まれています。鶏肉を入れるとコラーゲンもしっかり摂取できて肌の美容にもしっかり役立ってくれます。